続きです~。
今日は昨日の宣言通り…
神社ですっ!
と、いう訳で
例によってマイ父上が
“せっかくだから寄ってく?”
と言って連れてきてくれたのが…
コチラをくぐり抜けた先にあります~。
え?
その前にこの変わった鳥居は何だって?
うふふふ(笑)
そう仰ると思いましてちょっと調べてみた処…
“山王鳥居” に屋根の付く“二重鳥居” で、神仏混淆の神社の象徴
みたいな感じでしょうか。
しかし、
この珍しい鳥居の横には説明看板がありまして…
実はこの辺り、
を建立する奥州藤原氏の元となる
安倍一族
がいらっしゃった地域らしく
『炎立つ』
の、十三湖ロケを記念して
安倍氏の末裔・安藤氏の文化を顕彰するのが
これから紹介する神社で
そのシンボル塔して建立された
…といった事が書かれてありました。
そんな訳で、
コチラが本物の鳥居。
いや~
先の説明は長くてキツかったよ(笑)
でもこの十三湖辺りの中世のあらましをざっと
ご紹介できたかな~。
一番最後に出てきた安藤氏が十三湊を仕切っていて
安藤水軍
などと云われている様です。
山王日枝大社
から移入したという伝承が残るのが
この…
山王造り京風二重鳥居
あ~
やっと鳥居の説明が終わったよ(笑)
という事で、
山王坊日吉神社といいます。
それはいいのですが…
お気づきですか、この雰囲気…
雨の為か物凄いイイ雰囲気(笑)
先の写真の鳥居も
しめ縄が凄い低い位置にあったりするのとか…
私は思わず…
天狗が出そうで怖いなぁ
…とか呟いてしまったのですが(笑)
そしたら父上・母上が雨の中、ついてきてくれました~。
見えてきました。
…が、
向かって左側に拝殿があるのですが
やっぱりお社の前に何もないなと思っていたら…
扉についていた閂が容易に動いて、取れるっ!
やっぱり勝手に中に入ってご挨拶をして良い様で
行こうかと思ったら、父上が
ここは新しくお祀りされたものだから
と言って、閂を閉ざしてしまったのですよっ!
ハア~~~~~っ?!
と、私が思うのも当然といえば当然です。
…がっ!
最初の鳥居から、幾つも続く鳥居の流れを改めて見てみれば…
その流れは拝殿・本殿へ向かっていない!
拝殿・本殿はちょっとずれているっ!!
前に聞いた事がある。
神社の境内において、鳥居の流れの先にあるものが
元々祀られていたもの…
と、いう事は
流れの先にあるのは、コレだ!
↑コチラ。
石が祀ってあります。
津軽地方って、わりと…
鳥居があって、その先に神社があるのかな?
と、思って見てみると
岩のみ
なんて事が、よくある土地なのですが…
(磐座信仰が盛んだったのでしょうか?)
(“岩”木山 だけに?笑)
コチラの石には
“山神”
とありまして…
でも日吉神社の祭神といえば、
大山咋神様
ん~。
やはり大山咋神様の他に
土着の山神様って、いらっしゃるのではないでしょうか?
とにもかくにも、
よくご挨拶させて頂きました。
そしてコチラの神社の敷地内からは
中世の宗教系の遺跡が出土している為、
山王坊遺跡とも言われておりまして
やはりコチラも昔々から
所謂パワースポットとされていた可能性は
大だと思いました。
もしかしたら、
大山咋神様がいらっしゃられる前に
いらっしゃった方がいるのではないですかね~?
ま、しがない只の絵描きのボヤキですけども。
と、いうか。
ウチの父上…
一体何に喋らされたのやら(笑)
番外編に続くっ!
読んで下さった方に感謝を込めて。
今日の写真は雨の中の為、全体的に暗いので…
コレはまだ出してなかったと思う
今年の弘前公園の…
雨上がりに朝日を浴びる桜~☆