おもちゃ箱な平生草子のブログ

好きなイロ色を書いております

 

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津軽の宵宮 〜岩木山神社の場合

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本日まずは、

恐縮ながらとりあえずご説明から入らせて頂きまして、、、、

 

・宵宮/よみや

地域の神社仏閣の例祭

 

・本祭りの前夜等に行われる準備的なお祭りを

全国的には “宵宮(よいみや)” “宵祭り” というが

津軽では “宵宮” で “よみや” という

 

津軽ではこの よみや は梅雨の頃から初秋の頃にかけて行われ

夏の風物詩的な光景なのですけども、、、、

先日、 岩木山神社の宵宮に行って参りましたー

 

岩木山 → いわきさん

 

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けども、

岩木山神社の場合は 国の重要無形民俗文化財に指定されている

お山参詣という行事の内で 宵山という呼び方になります

では お山参詣 とは何ぞやと言いますとですね、

当ブログの常連さまはお馴染みの

岩木山の神さまシリーズにたまに登場してきていましたけれども、、、、

 

・お山参詣/おやまさんけい

五穀豊饒、家内安全等々の感謝と祈願を込めて白装束で

御幣や幟を掲げつつ 「サイギ サイギ」の掛け声と登山囃子を鳴らしながら

村毎に団体で岩木山神社を目指し

旧暦の8月1日には夜明け前から岩木山山頂を目指して登山をし

山頂からのご来光を拝む

 

※今は詳しく存知あげておりませんが昔は?

岩木山麓の各集落の産土神の社(の近く?)に一週間位前から皆で寝泊まりし

心身を潔斎してお祓い等々してから挑んだそうです

今もそうされている所はそうされているのでしょうか?

 

・・・・といった、 予備知識も入ったところで

 

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岩木山神社の一の鳥居前です ↑

一番奥に見えている山が岩木山の山頂です

参道にはよみやの醍醐味? 露店もズラリと並んでおります

が、 一先ず堪えて参道を進みましょう

ちなみに、

今年の岩木山神社宵山に出店した露店は約80店だそうで

弘前では二番手くらいの規模となります

 

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三の鳥居を過ぎるとお山参詣で使っている幟が並んでました

奥に国の重要文化財に指定されている楼門が見えますけども

楼門をくぐる前にかの有名な手水場でお清めし

( ↑ 当ブログの岩木山神社初詣過去記事参照)

参道にある いつも撮り忘れたり何故か上手く撮れない、、、、

 

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↑道沿いのお稲荷さまと、、、、

コチラ ↓ はわりと載せてますか

 

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↑ 白雲の龍神さまにご挨拶

お稲荷さま、白雲の龍神さま、御機嫌よう〜!

 

そうこうしていると

これまた重要文化財指定の拝殿に通じる

何だかしつこくなってきてる感もございますが重文の中門が←(笑)

見えて参りますが、、、、

 

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中門に何か立てかけられておりますよ〜

って、 何を隠そうコレ ↑ がお山参詣で掲げて歩く “御幣” です

といいますか、

御幣って普通、、、、

簡素な棒状の木に2つの紙垂が付いているというイメージですけど

なんといいますか、

大きさもさることながら

当ブログで以前ちょっとお話し致しましたように

( ↑ 当ブログ過去記事『岩木山の神さまに隠されたもの』参照)

岩木山神社お山参詣の御幣はどちらかといえば、

他の部分がメインに見えるといいますか

このように置いてあるとそうでもないですが

これが掲げて歩くと、、、、

なんといいますか、ねぇ←(笑)

↑ の写真の手前のなんて “白” と “赤” の御幣ですよ←(笑)

 

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反対側に立てかけられていた御幣がコチラ ↑ で

色とりどりな感じになっておりますけども

お山参詣の登山回数によって色が違うそうです

 

いよいよ中門をくぐれば拝殿です ↓

 

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岩木山の神さま、

今日も参拝させて頂きありがとうございますー!

 

この後は心おきなく露店でアレやコレやを見て回りましょう←(笑)

 

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一の鳥居前に戻ると ↑

登山囃子の自由参加演奏対決?みたいな演奏がされておりました

お祭りですねぇ〜

 

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灯篭に火も灯り夜の帳も降りてくると宵山も本番という感じでしょうか

 

 

読んで下さった方に感謝を込めて。

 

 

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翌日、 旧暦の8月朔日(今の暦では9月1日)

夜が明ける前に岩木山神社を出発し岩木山山頂を目指したお山参詣ですが

今年は4年ぶりに山頂からご来光を拝めたそうです

いや、 曇ってたりして毎年拝めるものでもないのです〜