おもちゃ箱な平生草子のブログ

好きなイロ色を書いております

 

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『日本美術全集』発刊記念企画スペシャルトークセッション に行ってきました~(3)

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そんな訳で私的に、

壇上にプライスさんが登場されたのを見ただけで

涙が出そうになりましたが、

そこは堪えないと変人です(笑)

 

今回のトークショーのタイトルが

 

若冲、プライスコレクション、奇想の系譜

~それぞれの若冲体験~

 

という事で、

若冲の生涯の略年表と

プライスさんの略年表と共に

辻先生、狩野先生、山下先生の若冲に関わる重要事項が記された資料が配られ

前半は壇上のスクリーンに

プライスさんの若かりし頃や、悦子夫人との結婚式等

貴重(ある意味マニアック)なお写真を映して和やかムードで進み 

壇上お三方の若冲作品で好きなものが紹介されました。

 

 

※以下の画像に使用した資料は、

狩野博幸 氏 著/小学館 発行

「目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』」 様より

 

プライスさんはコチラ

 

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動植綵絵 菊花流水図

 

初めて生でこの絵をみた時、泣いたそうです。

この左下の菊が、満開なのにわざわざ裏側を向いてまして…

こういう事が出来るのは

・お金に困ってない

・人気もある

からで、世界中の画家を探しても若冲位だろうと

狩野先生と山下先生がされる解説が楽しかったです。

 

 

狩野先生はコチラ

 

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菜虫譜

 

狩野先生が重要文化財を決める選定委員になって初めての会議にコレが出て

重文指定をする事が出来た思い出の一品だそうで

その話をする狩野先生が何だか可愛いらしくて、微笑ましかったです。

 

 

山下先生はコチラ

 

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動植綵絵 芦雁図

 

構図が独特ですよね。

 

 

山下先生は只今、愛知県美術館で開催中の

2013年4月まで、愛知県美術館で開催されていた

 

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應挙展で

今では現地で見れなくなった大乗寺の障壁画を

大乗寺の柱や金具、江戸時代に見ていただろう自然光に近い照明で

と色々拘って再現されたそうで

出品作品の殆どを今までに見ている私ですが

コレは見たい!

  

等々…盛り沢山で全然書ききれませんが

私的には大変為になりました。

 

参加させて頂き、ありがとうございました!

 

 

 

読んで下さった方に感謝を込めて。