おもちゃ箱な平生草子のブログ

好きなイロ色を書いております

 

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冬といえば氷も見たいので(1)

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ウッカリしておりましたら

スッカリ世の中は3月の弥生に突入してしまっているのですけども

当ブログではもう少々冬ネタが続きます〜(汗)

といいますのは、

津軽には年の始め、いわゆる冬に

世間一般的に珍しいようなといいますか

いわゆる奇祭が幾つかございまして

その内の一つが先日ご紹介させて頂きました

鬼神社の裸参り

omochasoushi.hateblo.jp

でしたけども

今年はもう一つ、

西目屋の乳穂ヶ滝(におがたき)不動尊の氷祭にも

それなりに 触れておきたく思いまして

という事で

例によって当ブログの簡単地図で西目屋・乳穂ヶ滝は大体この辺 ↓

 

先程、 “それなりに” という言葉を強調しましたけども

そのワケといいますのが、、、、

当ブログオーナーの都合により 乳穂ヶ滝氷祭の前日にお伺いしたからなのです〜(汗)

といった事をご理解頂きまして、

西目屋・乳穂ヶ滝不動尊 一の鳥居前 ↓

 

実は2015年のお正月にコチラはご紹介済みなのですけども

あの時と比べると今回はお祭り前ですので

さすがに開けた感じになっております

ココで、

“乳穂ヶ滝の氷祭りについて少々ご説明をば

コチラの滝は冬に滝自体が凍って一本の柱になる様が見られまして

とはいえ、

昔は二本の氷柱が見られたのだとか

二本から一本の氷柱になったというのは

もしやコレも地球の温暖化の影響なのでしょうか

まぁソレは確証を得てないのでさておき、

そもそもこの滝の下方にある石が

稲の新穂を束ねた形していて

“乳穂(=新穂)石(にほいし)” といい

冬になるとこの石の上に雪やら落ちて来た滝の水やらが凍って重なって一つとなり

だんだんソレが積み重なって新穂を重ねたようにみえるので

年初めにその年の秋の実りを占っていたのだとか

コレが乳穂ヶ滝の氷祭の由来で

そういう世の行く末(昔は農業特に稲作がそれは大事でしたでしょうし)を見るので

“世中滝(よのなかたき)”

また、

凍った滝が新穂=乳穂が積み重なったように見えるので乳穂ヶ滝というと

更に、

今回はお祭りの前日に訪問してしまったので詳細はご紹介できませんけども

お祭り当日には、

“わせ” “なか” “おく” という三種類の稲束に火を付けその燃え具合で吉凶を占ったり

杉の木を燃やして護摩祈祷が行われた後に“火渡り” もするらしく

なんといいますか、

“氷” は “こおり” の他に “ひ“ とも読みますけども

“氷” = “ひ” = “火”

なのかなと思ったといいますか

とか、

少々脱線致しましたけども

とにもかくにも

今年の氷具合はどうなのかー!

という事ですよね?

 

お祭りの準備も進んでいるようです ↑

コチラを登れば、、、、↓

凍ってなかったーーーー!

※三本の杉の木の間(向かって右側)に見えるのが乳穂が滝

※滝的には高さが約11メートルです

いや、

地元の方々にお伺いさせて頂きましたところによりますと

一度凍って、

直前に落ちてしまったのだとかーーーー!

残念!

滝壺の氷の残骸といいますか新穂といいますか ↓

 

それでも滝壺全体的に凍りついている様というのは見応え有りです ↑

 

それに残骸の氷も水晶のようでキレイです ↑

この乳穂ヶ滝の氷をお正月頃に病人に与えると全快するという云い伝えもあり

神の氷とも云うそうです

そんなこんななコトをお踏まえ頂きまして、

“一本の氷柱に凍っている滝” というコトを

想像しながら以下の写真 ↓ をご覧下さいーーーー!←(笑)

といったところで続きます

 

 

読んで下さった方に感謝を込めて。