おもちゃ箱な平生草子のブログ

好きなイロ色を書いております

 

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天の川を渡る為に必要な物の話。

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日付変わって、

9日は旧暦の七夕ですー。

 

近年、

天文関係各機関等々で 新暦での七夕(7月7日)だとちょうど梅雨の時期に当たり

中々天の川を目撃する事が難しかったりするというコトで

旧暦の七夕で星空を眺めよう

的なキャンペーン等々がなされているのですけれども

実は、

旧暦の七夕にはもう一つ重要な意味が御座いまして

旧暦の七夕の日は必ず七日月になるようになっていまして。

 

といいますのも、

旧暦は太陰暦だからといいますか

それでその七日月、

月齢でいうと約7の時に七日月になりますが

月が半分の時、

例えば上弦の月の時には月齢約8なので

半分よりちょっと欠けているくらいの大きさのカタチなのですけども

更に、

七日月の月の入り、

つまり西の地平に沈む時に

ちょっと斜めって、、、、

まるで舟のカタチに見えるといいますか

ええっと、

コレですコレ ↓

 

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2015年9月20日 撮影の

月齢6.82 の月

大体月齢7ですね

ねー

舟っぽく見えなくもないでしょう

昔の方々はこの七日月を舟に見た立てて

地平に沈んだ後、

彦星が織姫を迎えに行くために天の川を渡ると考えたのですね。

 

昔の皆さま、

なんてロマンチック!

 

いやだから、

この七日月が出る旧暦の七夕がほんとうは七夕的に重要というコトなのですよー。

9日の月の入りは22時12分とのコトですので

晴れていたら、

21時頃にはバッチリ西の空に月がいると思いますので

夜空の七日月に、

七夕の物に思いを馳せてみるなんて如何でしょう。

 

 

読んで下さった方に感謝を込めて。

 

 

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新暦でもやったので

旧暦の七夕でも地上の天の川を←(笑)

いや、

今年の4月25日に青森県弘前市弘前公園外濠で撮影しました夜桜ですよ。

でも正直・・・・

何故詳しく旧暦の七夕の七日月の説明をしたかといいますと

もちろん織姫は当ブログ的に瀬織津姫だからです〜。