おもちゃ箱な平生草子のブログ

好きなイロ色を書いております

 

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十八世紀の江戸絵画@板橋区立美術館に行ってきました~

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昨日の記事の前に向かった埼玉に近い方面の東京地方というのが実はー…

 

板橋区立美術館でして。

 

いや、

だってですね!

一番最寄駅の都営三田線西高島平駅三田線の終着駅だったりしまして!

ワタクシが居たところから行くとなんかもう、

小旅行的な…(汗)

なのですけども、

わざわざワタクシがココに書きましたのには

何と言いましても、

ワタクシが見に行きました

 

『十八世紀の江戸絵画』は観覧無料でして!

 

いや!

1000円以下位でチケット代金が発生するかな?と思って行ったので…

逆にビビったという←(笑)

じゃあ、

無料ならそれなりのクオリティなんじゃないの~

と、お思いになりますでしょう?

 

ところがどっこい!

ワタクシ的に大満足の展示だったのですー!

 

そんな太っ腹な板橋区立美術館に報いたい!といいますか…

 

ですが、

常連の皆さまはご存知と思いますが

当ブログでは只今

特にご好評頂いております美術館感想モノの記事作成は控えております。

といいますのも、

美術館感想記事でも特に日本画系記事は

本当に書けば書いただけ節操無く見事に全部が全部パクられるので

日本画系感想記事を書く事自体がワタクシの不利になるからです。

といいますのは、

当ブログ記事をそのまま転載だったり

ネタなりアイディアなり構成を転用してセンスの欠片もない低いクオリティでパクる輩は

当ブログより比べ物にならない位の表向きな数字を持っているからで

例えば

大手ブログランキングの各カテゴリの常連上位ブログなんてところから

出版系に寄稿もしてるらしい?その手の業界ではかなりの有名処もあるものですから…

表向きには数字も持っていない、また有名ではないの当ブログのようなブログ記事を

ホント全部全部何度も何度もパクって

さもさも自分が全部考えて書きましたみたいな文章を書かれるワケでして…

引用や参考にしたという記載はありませんし

勿論当ブログへの誘導もないですし

ネタの使用許可申請も頂いた事はありませんし

使用料も一銭だって頂いているワケではりませんから

その上

そのままタダパクっているだけか、質を落としたカタチでパクっているので

それを見たワタクシが何か受け取れるというモノも全く皆無という事で

本当にただ略奪されるだけなのです。

ま、

そういう輩は美術館感想記事以外の当ブログ記事からも悪びれもなく

ネタ等々をパクってたいして面白くもないクオリティで使っているようですけども。

こういった当ブログ記事への冒涜ともいえる酷い行為

また、人としてもどう考えても何とも醜悪としかとれない行為に

怒涛の勢いで怒り心頭なので美術館感想記事を書かないのは言うまでもないですが

何より、

こういう事を考えながら感想記事を書くのはワタクシの気分が悪くなるといいますか

自分を守る為にも書いてこなかったワケです。

しかしまぁ、

先週の純潔のマリアでも言ってましたし

世間的にどんなにちっぽけな存在の自分でもきっと、

まずすべきなのは自分が立ち上がる事なのでしょう。

だから、

ワタクシは声を高らかに言うのです。

 

そういうふうに他人の知的財産の権利を剥奪する者を

他の誰かが見過ごしたりしても世界中でワタクシだけは絶対に許しません。

知的財産権搾取行為をした者を利用などしている者も

その程度の見る目しか持ってないのだなという判断を致します。

 

 

 

・・・というワケで、

今日も書くべき事は書いたので

 

板橋区立美術館にて

2月28日~3月29日の会期で展示中の

『十八世紀の江戸絵画』展

 

について、

サラッとご紹介してみたと思います~。

 

板橋区立美術館はかねてより注目している美術館ではありました。

世界的な?絵本の原画展…

ええっと、

ボローニャ国際絵本原画展

なども有名ですし~

(かつて血迷って絵本作家を目指してみようかと思った事があるので存じ上げてました)

それに、

板橋区立美術館の古美術専門だったかな?の

Twitterアカウントもフォローさせて頂いてますし~

いや、

板橋区立美術館の江戸時代絵画への視点というのは前々からマニアックだなー

と、思っていたのですけども

中々タイミングが合わずにこれまで伺う機会を持てずにいたのです~

 

なのですけども、

最近のワタクシは日本画の~…

特に古典を勉強する必要に責められておりましたので

今回の板橋区立美術館の展示を外すワケにはいかなかったのです。

 

そうしましたら!

 

板橋区立美術館のある赤塚溜池公園では数々の梅の木に花が咲き誇っておりまして

辺り一面に香る芳しい梅の香りと群生して花を咲かせる見目麗しい姿に癒されましたし

 

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す、スミマセン~

せっかく梅と板橋区立美術館が入るような構図にしたのに

手前の梅が若干ボケてますね(汗)

 

板橋区立美術館に入ってまず感じたのが、

懐かしい匂い・・・

中へ進むとたくさんのイーゼルが並べてありその先には

 

ナント!

板橋区立美術館には1階にアトリエがあるのです!

 

アトリエの鉛筆や絵の具の独特な香りといいますか~

経験のある方などにはお判り頂けると思いますが

ワタクシなんぞは若かりし青春の時代を半ば監禁状態で過ごした場所ですから←(笑)

それで物凄く親しみを持ってしまったといいますか

まぁ、

ワタクシのアトリエあるある話はこれくらいに致しまして~

 

本展は

板橋区立美術館所蔵の作品展だそうで…

だからタダなのですか?

いやホント凄いな板橋区立美術館

て、

また話が逸れそうですので戻しまして…

 

18世紀の日本で盛になっていた芸術といえばー…

当ブログの過去記事をご覧の皆さまはお判りになられますかしら?

 

ワタクシの心の師のウチの一人

円山応挙/まるやまおうきょ

 

が!

他の作家陣としのぎを削ったのかそうでないのかは今となっては定かではないですが

京都で今までにない絵画の形を見せて新しい文化を花開かせていた頃なのですけども

その頃、

江戸でも実は新しい絵画文化が生まれていたのだとか。

ワタクシはこの辺が疎いのですよね~

狩野派とか言われるとわりと見る気をなくしますし←(笑)

狩野派でも優れている方は優れていると認めますけども~

それで本展では、

英一蝶と沈南蘋が祖となる南蘋派や洋画が紹介されると…

 

ココです!

 

ワタクシ的に沈南蘋/しんなんぴんは以前から研究したい対象だったのです。

いや、

前述致しましたワタクシの心の師の一人の円山応挙

沈南蘋の絵を見て影響を受け

確か模写もしているのではなかったかしら?

とにかく、

応挙が影響をうけるだけあって

なんといいますか沈南蘋の絵は

品の良いといいますか高貴な感じの

昔の中国の雰囲気を醸し出しているといいますか。

 

でもですねー

中々、まとめて数を持っている美術館を聞きませんし

そうそう見かけないといいますか

ワタクシは正にお手上げ状態で

その内あまり考えないようにしていたといいますか…

 

そんな沈南蘋の南蘋派が江戸で栄えていて

しかもこんなに凄い作品を書いていたとは!

 

いや、

南蘋派の諸葛監/しょかつかん・宋紫石/そうしせき辺りはさすがに存じてましたが

こんなにレベルの高い作家だとは思ってなかったといいますか!

今までにこんなに良い作品を見たことがなかったといいますか!

 

しーかーもっ!

まさかまさか!

沈南蘋に直接教わった人物がいたのは知りませんでしたーーーっ!

熊斐/ゆうひ というのですけど

凄い上手さだった・・・!

 

え?

何をそんなに一人で盛り上がってるんだって?

いや!

この興奮が伝わりますかー!←単なる勉強不足

 

まぁそんな感じで

展示ケースに文字通り張り付いて見ていたのですけども←(笑)

とにかく、

沈南蘋にまつわる研究をされたい方にお勧めです。

 

あと、

どちら様でも判りやすく見られる工夫というモノも丁寧にされておりまして

各作品名の他に板橋区立美術館ならではのタイトルがつけられているのですが

コレがとても可愛らしいのです~。

 

書きたい事はつきませんが

何といいましても観覧無料ですし

交通費に若干かかっても←(笑)

是非実際にご覧頂きたいです!

 

ちなみに~

本展では全ての作品を写真撮影許可までして下さっておりました。

ワタクシも有難く幾つか撮影させて頂きました…

 

が!

 

当ブログでは一切作品の写真を載せるつもりはございません。

そもそもワタクシの制作研究の目的で撮ったモノですし

ホントに、

板橋区立美術館へ行って頂いてご覧頂きたいからです。

 

何でもかんでも画像を載せりゃ良いかというと

そうではないと思います。

ましてや、

作品画像をブログに載せて他より優越感に浸る事が目的で

それが

実際に美術館へと足を運んで貰って料金を払って頂いて

ご覧頂く事の弊害の片棒を担いでいる事も当然にないとは言い切れないのに

そういう行為は芸術美術への愛を感じない卑劣で軽薄な行為だと思います。

 

そんなこんなではありますが、

お時間おありの方は是非板橋区立美術館へどうぞ~!

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展示室入口です!

 

 

読んで下さった方に感謝を込めて。

 

 

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本展フライヤーです↑